ピアニスト 松村未英 の  スペインの日々
by miematsumura
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アントニオ・ナハロ

金曜日は、へレスのフラメンコがフェスティバルの初日で、へレスに行って参りました。


久しぶりに沢山の懐かしい顔を見たり、ダンサーに間違われて衣裳のお店の人に勧誘にあったり、なんだか賑やかな晩でしたが、なんとアントニオ・ナハロにお会いしました。
彼は、国立バレエ団の新しいディレクターになって、これからこの春に作品が公演されるのですけれど、今晩の公演を観にいらしてたのでした。

ナハロは、日本では特にフィギアスケートの振付として有名だと思います。
2002年のソルトレイク・オリンピックのゴールドメダルを取ったフランスのペアのダンスの振り付けをしたり、
(多分これは、フラメンコ・ギターのビンセンテ・アミーゴのギターだと思います)



最近ではフラメンコ・ギターのビンセンテ・アミーゴの“ポエタ”でスイスのランビーエルが踊っていたのが有名です。私でも知ってるぐらいに!
彼が出ているのがあったので貼ってみました。
初めに出ているのがナハロです。



どうでもいい私個人の意見ですが、スペイン物するのには、やっぱり黒髪のほうが素敵ですね。
ランビエールは似合ってる!

ナハロはとっても気さくな方で、いろいろお話ししました。
振付っていうのは面白い仕事ですね。フィギアスケートは床が滑るので難しいのではと思いますが、それぞれのスケーターの性格に応じてあった振付するって、なかなか難しそうです。
また日本に行くって言ってましたよ。何か新しい作品が見れるといいですね。
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by miematsumura | 2012-02-25 10:49 | スペイン音楽

かくして闘いは続く

皆さん、こんにちは。

昨日はバレンタインデー。
巷では、それは愛を誓う日なのでお祝いするらしいが、愛に溢れている私にしてみれば、365日お祝いしているので、1日だけのわざわざバレンタインデーなど特に必要ないのである。皆さんは、他の364日何してるのですか?


別に、義理チョコから逃れてスペインに来たわけではないが、私はとっても忙しいのだ。
ブログを書こうと思いつつ、忙しさにかまけて遠ざかっておりました。
毎日、真面目に生きているのだがやることが多すぎで、ほら、こっちには当たり前と思っていることが向こうにはそうじゃなかったり、こっちの思っていることの説明が相手にうまく伝わっていなかったり、色々あるでしょう?それで、また説明に時間がかかったり。
スペインって大変。
でも日本も大変。


スペインにおける人生とは、闘うことである。
しかし日本におけるそれも、闘いなのである。


日本人のフラメンコの踊りをやっている女の子に出会った。
”みえさん、踊りはやらないの?やりなさいよ。踊りはいいよー。”


何故か、日本人のフラメンコをやる人は、皆が踊りをやるべきと信じている。
15人ぐらい出会って、15人が私に言う。そんなこと言うのは日本人だけである。
私がピアニストだと言っても、分かってくれない。


私は踊りは好きなのである。
以前の私にとって踊りとはバレエであり、あのエレガンスには本当にため息がでる。
今フラメンコを知って、ファルキートやホアキン・グリロのショーを見たときは、さーっと鳥肌が立ったのを覚えている。

クラシック、とよぶと、オーケストラからオペラ、室内楽や独奏、クラシックバレエと全てをひっくるめるように、フラメンコ、というのは、歌から始まって楽器や、大規模なグループ、ピアノもあるし、別に踊りだけではないのである。
音楽があるから踊れるので、音楽が先なのです。踊りは一番最後に来るものなのである。
何でも昔、人類が道具もなかった時に、気持ちを表現するのに声で始めるでしょう?
それで歌がはじまるわけです。
これは何のジャンルでも同じで、フラメンコ然り、クラシック然り。


日本にはフラメンコ人口が多いと言うが、これは大学でフラメンコ・サークルがあるかららしい。ここで大学に入った美しき乙女は、エキゾチックで情熱的なフラメンコの虜になってしまうようだ。
または、OLになって、ちょっとお金と時間が出来たお姉さまが、カルチャーセンターで出会ったりしてはまるらしい。
なので、日本のフラメンコ人口の98、8979%は女性である。


しかし、私は、人に”ピアノは弾かないの?ピアノはいいよー”と薦めたことはない。
なにしろ、ピアノは難しいのだ。
私は3歳からやっているが、天才ではないので、いまだに苦労している。
また、バレエをやっている人に、踊れと薦められたこともない。


彼女たちは一様に私に言う。
”セビリアに住んでいる?フラメンコとやっている?・・・でも、日本人には無理よー。”


ある時、ある国立劇場にセレナータ・アンダルーサで出演させていただく機会あった。
(勿論、私はピアニストとして)
フラメンコというのは、日本で言う歌舞伎のような物で、歌舞伎に日本人しかいない様に、フラメンコにはスペイン人しかいない。
そこへ、東洋人の、それも女の身で、出演、それも主演。そして、他のフラメンコのアーティストがすごいメンバーであった。
歌舞伎で青い目の金髪の人が主演ってありますか?ないでしょう?
お相撲は、もう外人もいっぱいいますけどね。


でもね、こないだもローザンヌのバレエのコンクールで、日本人の女の子が優勝したでしょう?その25年ぐらい前には、すでに熊川さんが金賞だったでしょう?
音楽でも諏訪内さんや、五嶋みどりさんから、上原彩子ちゃんやら、ごろごろいるでしょう?
クラシックから来た私には、日本人だから無理、という観念が1マイクロミリグラムもなかったので、出来るのです。今は、滝廉太郎の時代ではないのです。


この公演で、観客は総立ち。公演は大成功であった。
この夜、観客席にいたある日本人が、あとで私に言った。

”おめでとう。歩くの上手いねえー。でもね、踊った方がもっといいよー。”



道は険しき。 かくして 闘いは続く。
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by miematsumura | 2012-02-16 01:48 | 日々の出来事

今年一番の寒さのようです!

一昨日なぞ、ポーチでお昼ご飯を食べていたぐらいお昼間がぽかぽかのセビリアも、今朝はマイナス2度。
ふ、冬です・・・・(当たり前かな、2月だから)

わんこの喉の具合を心配してくださった方々、どうも有り難うございます。
元気にしております。何しろ毛皮に覆われておりますし。
頂いた助言通りに喉アメをあげてみたら、飲み込んでしまいました。
(冗談です。あげてません。)

スペインの北の方がアラゴンで、マイナス30度ですって!仰天!
画家ゴヤはアラゴン出身ですが、ゴヤの絵筆も凍っていたことでしょう。
我がセビリアも、今朝はマイナス2度。
アンダルシア地方は、グラナダは国立スキー場があるぐらい雪が良いですが、セビリアは雪が降らない土地で、去年だったか雪がちらりと舞ったような舞ってない様なで、それが55年ぶりの雪だったそうで大騒ぎしてました。
55年って・・・・・

こちらの家は夏に涼しくなるように出来ている家が多いので、床がタイル、壁も石なので、つまり日本のお風呂場のような感じで、冬はどちらかというと寒いのです。
それでもアラゴンのマイナス30度って、北極並みと思いません???
道が凍って車には乗れないでしょうね・・・
でも空が青空なのが救いです。イギリスなどのように、くらーいと気分も沈みますからね。


日本も大変寒いそうですね。皆さまもお気をつけて!
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by miematsumura | 2012-02-04 09:11 | スペインの暮らし

セレナータ・アンダルーサの続き

セレナータ・アンダルーサが出来るまで 4 http://miespain.exblog.jp/14406941/

でお話しした、お寺の除夜の鐘を思い起こさせるのフラメンコの曲っては、どんなの?と友人がメールで聞いてきたので、載せます。


これは、マルティネテ、または、トナ(にアクセント) というスタイルの曲なのですが、後ろでメタルの物をたたく音もして(ジュンケといいます)、余計にこれを聞くとお坊さんがお経を唱えている感じなのです。どうでしょう?

マルティネテとトナは、近くてメロディーのコンセプトと歌詞が違うだけで区別するので、大変似ています。
この2曲は、フラメンコの種類の中でも一番古いものになります。
このビデオのように、窓枠の鉄格子とか、馬のひずめにうちつける蹄鉄を作っている人たちが歌ってたものです。



これに踊りをつけるとこんな感じ。
アントニオ・ガデスというダンサーのです。




マリオ・マヤのマルティネテも。モダンな振付です。
マリオは、フラメンコに演劇のコンセプトをもたらした最初の人です。

マリオの後ろで2人が手拍子をたたいていますが、パルマといいます。このような拍子をたたく係も人もいて、フラメンコには不可欠なのですが、独特の音の出し方があります。これがホントにすっごいんです。このリズムの鋭さ、というのか、エネルギーの込め方!(このビデオのは、割とマイルドですがね)
このリズムの揺れなさ、ご覧ください。ここに、アルベニスやファリャの弾き方のコツがあります。
そして、これが私がずっと謎に思っていたポイントです。




フラメンコって、リズム、拍子が恐ろしくストレートです。
そこには基本的にルバートのようなものがなく、まっすぐなのです。
これが何より一番大事だと思います。
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by miematsumura | 2012-02-02 07:57 | セレナータ・アンダルーサ