ピアニスト 松村未英 の  スペインの日々
by miematsumura
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ゴヤのわら人形

先日載せた≪ぶらあぼ≫の5月号は、リンクが上手く開かないということで、載せなおしました。失礼いたしました。
こちらです。
新譜:この人いちおし というコーナーで
170ページに丸々1ページ使って載せていただいてますので、是非ご覧ください。


http://www.mde.co.jp/ebravo/book/201205/#page=160

・・・と、今気が付きましたが、その2ページ後にも、CDのことが載っております。



さて、先週弾いたコンサートで、小学生の子供がこんな絵を描いてくれました。
嬉しい驚きでした。

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わら人形の絵です。MIEの I のところに、ピンクでハートマークまで付いています。


今回発売するCDの第1曲目に入れていて、どこに置くのか、とポイントになっているわら人形は、このゴヤの作品です。
これがもとになって、わら人形が作曲されました。
この宙に浮いているのがわら人形です。ただの藁のままじゃなく、洋服を着せるのです。

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通常は、このわら人形が組曲の後に置かれるのですが、楽しく、笑いと躍動感にあふれるこの遊びが、愛する人が死んでしまった直後に出てくるというのは、違和感がある、と思いました。泣いているのか、笑っているのか、分からないからです。
それは、多分、組曲自体が何であるか理解してないからこそ、そんなことをしているのでは? と気がついたわけです。
私も、一番初め、組曲から2曲だけ取り上げて演奏していた時には、全部で7曲あるうちの2曲ですから、一部過ぎて、全貌が見えず、そのようなことはわかりませんでした。
しかし、2曲が大変素敵な曲だったので、他のはどんな曲かな?と読んでみたら、5曲ぐらい読んだ時に、あれ?これは・・・ と気がついたわけです。


そこから、全てが始まりました。

読めば読むほど、練習して深く見ていけばいくほど、その確信は、より確かなものとなりました。
なんだか、ダヴィンチ・コード、ならぬ、ゴイェスカ・コード、という感じです。

こんな素敵な曲に、こうやって出会えたことは、とても不思議な気持ちでいっぱいです。


でも、例えば、今日ではスペイン一の観光スポットとなっているグラナダのアラハンブラ宮殿は、家畜小屋として放置されていたのです。それが、作家ワシントン・アービングが”アラハンブラ物語”というのを書いた為に世に知られることとなった。それが、いまでは、バルセロナのサクラダファミリアやら、マドリッドのプラド美術館よりも、訪問者が多い大人気スポットです。

また、今でこそ、音楽の父、と言われるバッハも、彼の死後、数十年後に、メンデルスゾーンが取り上げるまでは、すっかり世から忘れ去られていたのです。

だから、案外、ええ、そんなことが?!というようなことも、実際はあるのかな、と思った次第です。
そして、このゴイェスカスが、そのよい例だと思います。


他にも、その根拠となることをブックレットに載せていますので、是非読んで見てください。
この曲を作ったからこそ、グラナドスは、大作曲家になったのです。
楽譜を読んでいると、推理小説を読んでいるような気持ちになること、うけあいです。すごく面白いです。


というわけで、よろしくお願いいたします。
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by miematsumura | 2012-04-23 07:21 | ゴイェスカス

いちごジャム 作ってみました!

今日は本当に良いお天気で、夏を感じる少し熱気を帯びたような気温でした。

ピアノの練習をしていると、わんこがのびのびと歌い、鳥もピヨピヨと歌い、大変素敵な午後で、そこで、突然、いちごジャムを作ってみよう!と思い立ちました。

実は、今朝買ってきたイチゴを見て、いちごの季節もだんだん終わりになって来たのか、小粒になっていることに気が付いていたのです。
なにしろ、こちらのいちごは、日本のもののように甘くないですし、いつもお砂糖や練乳をかけて食べるので、ジャムにするのも問題がないでありましょう。

ということで、適当にネットで調べてやってみました。

適当にこれぐらいかな、といちごを分けてみたら700gほどでしたが、これにお砂糖250gで、3時間ほどおいたら、こんなかんじ。この待つ時間は、練習をしている間楽しみで楽しみで、1曲終わるごとにキッチンに見に行ってうきうき、どきどきでした。

すごい水分です。でも、お砂糖250gもすっごい量のお砂糖です。

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それをやや強火で煮て、沸騰したらあくを取ってレモンジュースを入れるとやらで、5分したらもう火を止めます。

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これを器に入れると、可愛い!
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と、ここまで作るのに、3時間の待ち時間と10分ほどの煮る作業で、大変な時間がかかったのに、パンに乗せて食べたり、このまま食べたり、食べ方を試している間に、あっという間になくなりました・・・・
ビンに入れて保存かな、とか思っていたのは杞憂でした・・・・
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by miematsumura | 2012-04-22 09:46 | 日々の出来事

音楽雑誌ぶらあぼの5月号

ぶらあぼの5月号で紹介していただきました。


http://www.mde.co.jp/ebravo/book/201205/#page=160
170ページ目に私のインタビューが出ています。


CDについているブックレットの解説を、今回、私は自分で書いたので、そこで曲についての詳細を見ていただけたら嬉しいです。
ゴイェスカスがどのような曲なのか、何故このような解釈になるのか、そこに載せています。
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by miematsumura | 2012-04-18 03:40 | ゴイェスカス

CDリリースのお知らせ

皆さま こんにちは。
CDをリリースすることになりました。

スペインを代表する作曲家、エンリケ・グラナドス
組曲ゴイェスカス -ゴヤが霊感を与えた音楽―です。

5月7日発売です。
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“TYサポート・プログラム”第10回クラシック・レコーディング支援作品に選んで頂きました。
このTYサポート・プログラムは、株式会社ティワイリミテットが行っているもので、クラシック音楽のレコーディング制作を援助するという企画です。
幸運にも選んでいただいたことを、大変感謝いたします。

詳細:http://www.tylimited.co.jp/tys/support_result_vol10.html
関連記事:http://www.cdjournal.com/main/news/-/42793



このグラナドスのゴイェスカスは、ここでも今までたびたびお話してきましたが、スペインのピアノ曲を代表する作品として、アルベニスのイベリアと並んで挙げられる大曲です。

この1時間近くもかかる作品は、今までどういう曲であるか、はっきり知られてきませんでした。

何故この曲のタイトルが、ゴイェスカス、つまりゴヤ風、となっているのか。
そこから全ては始まりました。
ゴヤが霊感を与え、グラナドスがスペインのエッセンスをいっぱいに盛り込んで出来た音楽なのです。


このCDの帯にありますように、今まで考えられてきた、“ゴイェスカスとはこのような曲である” というこれまでの認識と、本当のこの曲の意味するものは違う、ということに、私は気が付きました。

本来のこの曲の姿というのは、副題が”恋に落ちたふたり”と付けられているように、深い人間の描写を描いた筋の通った壮大なドラマなのです。その作品解釈を披露する為、この曲のCDのリリースに至りました。


そして作品そのものの解釈以外に、この曲の演奏方法も、今回の私の録音は、今まであるこの曲のどの録音とも違うものになっています。
グラナドスは、大変細かに楽譜表示を書き込んでいます。
楽譜に明記されたそれらを、いかに読み取り再現するか。
そこに細心の注意を払って録音しました。


私はこの曲に出会って、この曲に夢中になりました。
こんな素敵な曲があったのか!と、驚き、日々ピアノに向かって練習する時は勿論のこと、ピアノを離れても、寝ても覚めてもこの曲のことばかり考えていて、本当に素晴らしい時を過ごしてきました。
今まで大体一通りのピアノの為のレパートリーは自分で実際に弾いたり、聴いたりしてきたわけですが、その中でもこの作品はピアノ曲の最高傑作の一つであると思います。
皆さんも、こんな曲があったのか、と絶対驚かれると思います。


画家ゴヤと作曲家グラナドス、この2人の天才がいたからこそ生まれた傑作、是非聴いていただければ嬉しいです。
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by miematsumura | 2012-04-12 14:18 | お知らせ

旅するマハ

プラドを去る時に、ふと、あれ、マハがいなかったな、と気が付きました。

今回の上野の国立西洋美術館のゴヤ展でも目玉絵画であったマハ。

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長旅でお疲れで、修復などでもしているのだろうか?

などと思っていたら、ちょうど数日後ラジオで、マハはバルセロナに旅されていることを知りました。ゴヤの展覧会があるそうで、そちらに行かれているようです。大忙しですね。

昨日のエルミタージュのことが載っていた雑誌に、ちょうど3回目の結婚をしたばかりのアルバ公爵夫人がインタビューに出てらして、彼女の生い立ちや、結婚観について語ってらっしゃいました。
かなりユニークな人生です。85歳にして3度目の結婚、というのは、面白い。
バイタリティーにあふれる方です。
スペインでも大人気の不思議な存在で、この雑誌の表紙が彼女なのです。
いわゆる”高貴な方”である方が、雑誌などに表だって出てくるというのは、日本ではないですよね?
スペインでも珍しいわけですが、彼女は、イギリスのエリザベス女王やスペインの国王などよりも爵位が上なので、国民に大変に人気があります。

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彼女が若い時の、絵を書いている様子。
・・・何を描いてるんでしょうね?

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結婚式にはピンクのドレスをお召しになり、踊っている様子。
ほんっとスペイン人って、踊るの好きですよね。
結婚式は100%、最後に皆ダンスパーティーになります。
(ちなみに、彼女のお相手で踊っているのは、新郎ではありません。息子です。)
ドレスのデザインは、セビリアのデザイナー、Victorio y Lucchino / ビクトリオ イ ルッキーノです。

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こちらが85歳にして3度目の結婚で結婚されたお相手です。

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というわけで、有名な着衣のマハ、裸のマハのモデルであったアルバ公爵夫人の、
6代ぐらい後が、この今のアルバ公爵夫人なわけですが、紹介させていただきました。
これはスペインという国の歴史でもあります。
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by miematsumura | 2012-04-09 00:13 | 芸術について

ゴヤの絵画

先日マドリッドに行った時に、予定していた事が変更になったりして時間が出来たので、久しぶりにプラド美術館に足を延ばしてきました。

東京・上野の国立西洋美術館で、秋からこの1月末まで行われていたゴヤ展がありましたが、それらのゴヤが、プラドに帰ってきたかな?というのを覗こうと思ったのと、プラドには昨秋からロシアのエルミタージュが、特別展示にやって来ていて、見てみたかったのです。


ちょうど、雑誌でエルミタージュの宣伝が載っているのを見ていて、これは去年の秋のものですが、今引っ張り出してみました。

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この写真が夢を書きたててくれるでしょう?
一体どんな美術館なのか、絵画がどうこう言うよりも以前に、建物自体が美術館のようではありません?
この豪奢さと言ったら!
私はロシアには行ったことがないので、世界三大美術館であるエルミタージュには、
(残り2つはプラドとパリのルーブル)憧れがあるのです。


プラドに行ってみると、入場制限で30分に00人とか決まっているようで、3時間待ち、という状態でした。びっくり。

それですぐに入れた常設展を先に見たのですが、ゴヤの特に晩年の作品、黒の時代のものは、本当に独特のエネルギーがありますね。綺麗なものを絵にすることが多い中、あえて暗いぞっとするようなものをキャンバスに残して、それも何点も何点もずらりと並べられると、強烈なものがあります。これをずっと描いていた時のゴヤの頭の中、心の中は、どんなに暗い情熱に満ちていたでことしょう。


今回ゴヤの絵を改めて観て、グラナドスがゴヤの絵画を40歳過ぎて初めて見たときに、すごい衝撃を受けたのも頷けると思いました。
その衝撃が、あの組曲ゴイェスカスの誕生のきっかけとなるわけです。
ゴイェスカス、というのはゴヤ風、という意味なのですけど、まさに、ゴヤのこれらの絵画をみて、衝撃を受けたそのままを言ってるのですね。
グラナドスは、すでに優れた作曲家であったとは思いますけれど、特に何か重要な作品を書いたわけではなく、スペイン風舞曲など、小さい綺麗な曲がありますが、そのただ綺麗であるということを超えた、重要な芸術的作品、と呼ばれるだけの何かを持ったもの、というものはなかった。

しかし、組曲ゴイェスカスは、それまでの彼の作品を、全く別次元の芸術的作品と呼ばれるにふさわしいレベルに引き上げるだけの内容があります。
というより、この組曲ゴイェスカスがなかったら、グラナドスはここまで名を残さなかったのでは。
これは画家ゴヤの絵画なしには生まれなかった。
ここが、芸術の面白いところです。いや、人生の面白いところと言った方がいいのかな。
1つのものがあり、それが強烈なメッセージを発するのを受けて、誘発されて、新しい何かが生まれる。


そういうことをいろいろ考えたゴヤ訪問でした。



そうして、エルミタージュの特別展は、エルミタージュ美術館の写真が入口に飾ってあり、あまりの大きさにまずそこに感心しすぎるぐらい感心しました。これは中で迷うだろうな、というかんじ。

金の細工を施した櫛や箱など、高価なものが並んでいて、金って柔らかいんですよね?
どうやってこんな細かな細工が出来るのか知りませんが、その芸と、これらを集めれる資金の豊富さに感心しました。

校外見学というのか、小学生から高校生までのいろんな年齢の子供たちが、グループで見に来ているのに何度もすれ違いました。
こういうのを守っている美術館って、セキュリティー対策が大変だなあ、と、割に現実的なことに目が行ったのですが、ちょっとこの価値が良くわからないなと思ったのは、これ。
マティスの絵ですが、ちょっと、ふ・し・ぎ!

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by miematsumura | 2012-04-07 23:57 | 芸術について

雨の日々

皆さま、こんにちは。
この冬、と言っても、もう春なわけですが、ここセビリアは夏の間は雨が降らないので、秋、冬の雨で水分を確保します。が、この冬はたったの2回ぐらいしか雨が降らなかったのに、このセマナサンタの週は、もう毎日雨・・・・
今日は、まだよかったですが、もう雨、雨、雨で、一昨日は、家の中の湿度が突然80%に急上昇いたしました。
そうするとピアノの鍵盤が明らかに重くなったので驚きました。
冬の間は乾燥しすぎだったので、加湿に苦労していたのが懐かしい・・・


そうなると、セマナサンタのパソ、あのお神輿を担いで出る行列は、00の教会は出れるか、00の教会はどうか、とラジオでもそればかりで、去年もこの時期お天気が悪かったので、皆はらはらです。
実際、火曜日は一つも出れなかったそうです。可哀想に。
私は、セマナサンタファンではないので大騒ぎしませんが、TVでセビリアのセントロの様子が映ったのをみて、あの人混み具合に、黙り込んでしまいました。まさに、朝の通勤時間の満員電車、という感じ。それが画面に見渡す限りずっとなのです。
お天気がいい時だと、青い空のもと、街路樹のオレンジの花が本当にいい香りで夢のようなセビリアなので、週後半は晴れるといいなと思いますが、あいにく土曜日まで雨だとか。


私はというと、雨が続いて、晴れ間に庭に出てみました。
たっぷりと水を含んだ土や草には、エネルギーいっぱい!という感じで、草や木が、明らかに前の日より大きくなってるんです!本当に不思議!!
若葉が青々として見てるだけで嬉しくなる感じです。
そして、レモンの花が咲き始めているのを見ようと近くによって行くと、雨を吸い込んでふわふわふくふくになった土に足がずずずっと沈んでいき、仰天して息をのんだ私を聞きつけ、走り寄って来たわんこも沈んで前足がどろどろに。ああ怖い。
・・・でも、ちょっと面白かったな。
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by miematsumura | 2012-04-05 09:35 | スペインの暮らし