ピアニスト 松村未英 の  スペインの日々
by miematsumura
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アルバ公爵夫人のご成婚

最近のスペインで、もっぱら話題になっているのが、今年85歳になられるアルバ公爵夫人のご結婚についてです。

数年前から、25歳年下のセビリア人のアルフォンソ・ディアス氏と親しくされていたのですが、結婚をお決めになったそうで、10月の初めに行うそうです。3度目の結婚です。
(確か1度目は闘牛士、2度目は神父だったと思う・・・)
本当の愛は結婚に向かうべきである、というご自身の考えからのご結婚。
それも、セビリアで!
お屋敷を沢山沢山もってらっしゃいますが、特にセビリアが好きで、ここを中心に住んでらっしゃいます。

スペインでは”ドーニャ・カイェターナ”と呼ばれ、(ドーニャ、は女性につける、日本で言うところの氏にあたる部分)親しまれているアルバ公爵夫人。

なんでも、このドーニャ・カイェターナの本名は、
マリア デル ロザリオ カイェターナ パロマ アルフォンザ ヴィクトリア エウジェニア フェルナンダ テレサ フランシスカ デ ポーラ ローデス アントニア ホセファ リタ カストル ドロテア サンタ エスペランザ フィッツージェームズ スチュアート イ デ シルヴァ ファルコ イ ギュルツバイ
だそうです・・・・・な、長い・・・・

5つの公爵夫人、18つの侯爵夫人、20つの伯爵夫人、14つのスペイン大公の称号を持つらしいです。何しろ彼女は一人っ子だったので、ご両親の称号を皆一人で受け継いだので、こうなったのでしょうね、多分。
そして、この称号はヨーロッパで一番高いらしく、イギリスのエリザベス女王でも、ドーニャ・カイェタナに会う時は、お辞儀して挨拶をして、敬意を示さないといけないのだそうです。

彼女は、とっても自由奔放で有名で、フラメンコもお好きで習ってみたりされています。
つい先日は、ロンダの9月に毎年行われる恒例のゴヤ風の闘牛で、闘牛士の衣裳をデザインされたり、夏の間はビキニ姿で海にいる写真がパパラッチに撮られたり、大変にお元気そうです。

今回の結婚については、6人いる子供たちが反対したり、そのうちの何人かの子は(子と言っても、もう大人ですが)、スペイン国王に、ドーニャ・カイェタナに結婚を止めるように説得するように頼んだり、大騒ぎに。何しろ、ドーニャ・カイェタナはスペインで一番の土地持ちですし、それ以外にも、大変な財産家。
しかし、国王は、これは彼女個人の問題だから僕には何も出来ないよ、とお答えになったそうです。
もめごとの種は財産なので、ドーニャ・カイェタナはそれを子たちに分けてから、親族だけでの結婚式をすることにされたらしいです。

ところで、何故、彼女が私の興味をそそるのか、というと、彼女はこのゴヤの肖像画のモデルとなったアルバ公爵夫人の子孫だからです。
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有名な”着衣のマハ”。マハは、粋な若い女性、という意味です。

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そして、裸のマハ。

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これは1800年ごろの作品。当時、裁判沙汰になるほどのスキャンダルだったそうです。
しかし、その時ゴヤは、このモデルが誰であったのか、口を割らなかった。


先日、ここで少し書いたグラナドス作曲のゴイェスカスも、この曲のモデルとなったのは、このアルバ公爵夫人なのです!
この芸術のモデルとなった人たちの子孫が実際にここにいる、となると、何とも胸が踊ります。

そして、全く個人的なことですけど、私が2007年にセレナータ・アンダルーサをセビリアのロぺ・デ・ベガ劇場で初演した時、何とドーニャ・カイェタナはご臨席下さったのです。
なんでも、これは膝の手術をした後の初めての外出だったそうで、TVが劇場まで追いかけてきて、ドーニャ・カイェタナにインタビューしてました。”コンサートはどうでしたか?”、”良かったですよ。”と、やりとりがTV出てるの、後で見ました。

というわけで、長くお元気でいてほしいと思う私なのです。
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by miematsumura | 2011-09-08 23:36 | スペイン音楽
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