ピアニスト 松村未英 の  スペインの日々
by miematsumura
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セレナ-タ・アンダルーサが出来るまで 2

ちょっとスペインの地図をお借りしてきて載せてみました。2枚も。
地図感があった方が、イメージしやすいかと思ったものですから。

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バルセロナは、車で1時間ほどういーんと北上すると、もうフランスでございます。
4県からなるカタルニア地方の首都がバルセロナで、ここはカタルニア語を使う土地なのです。
以前子供のころ、チェリストのカザルスの本を読んでいて、”カタルニアの独立を願い、なんたらかんたら”、というのが出てきて、意味がわかりませんでしたが、このバルセロナのあたりの地域は独特の文化、風習があり、独特の言語なのです。学校ではカタルニア語で教え、TVも道の標識もカタルニア語。
スペインから独立したいとか言ってるのですよ。つまり、カザルスは、独立派だったということですわね。
私の感想では、ここはスペインの中でもフランスっぽいので、普通というか、アクが少ない。人にも物ごとにも。
日本から行く場合、より馴染みやすいと思われます。


同様に、フランスの国境の西側にあるビルバオを首都とするバスク地方もバスク語です。
ほら、カルメンがホセにバスク語で何か囁いたでしょう?
それで彼はメロメロになってしまったでしょう?ホセはこのバスクの出身なのです。
(なのに、南のセビリアにいるって設定。どうしてでしたっけ?)
カタルニア語はちょっとフランス語に似ているのでまだ良いのですけれど、バスク語は全然違うので、以前行った時、道も標識が全く読めなくって困ったです。
バスクは御飯が美味しいので有名です。
ですので、グルメの日本人には、より馴染みやすい土地かもしれないですね。
ラベルはフランス人ですが、バスク人なのですわ。ラベルが生まれたのがあと30km南であったら、彼はスペイン人でありました。惜しい!
(・・・しかし、すると、印象派はドビッシーだけになってしまうのでしょうか?)


バスク地方の西側にはガリシア地方があり、ここもガリシア語です。
タコのガリシア風が有名ですけど、皆様ご存知?
たこを引っ張ったり、たたいたりする料理です。(ちょっと大雑把過ぎかしら?)
ですので、たこ好きの日本人には、より馴染みやすい土地と言えるかもしれません。


マドリッドはちょうど真ん中です。


日本は長いので、新幹線をピーっと引くと大体国を横切ることが出来ますけれど、スペインってマドリッドが真ん中ですし、放射状にすると、大量に線路がいるのでは?と、私は余計な心配をしておりましたのですけれど、91年のセビリア万博で、初めて新幹線が引かれました。マドリッドーセビリアですね。これは2時間半。東京ー京都、ぐらいの距離ですね。
その後もどんどん引かれまくり、ヨーロッパでは一番鉄道の整った国になったのですよ。
スペインって。ちょっとすごいでしょう?ふふふ。


ちなみに、1枚目の地図で地中海にマリョルカ、と表記のある島が、あのショパンがサンドと一緒に行って、病気がひどくなって退散したあの有名なマヨルカ島でございます。
つい先日もラジオで、何故あんな時期にショパンがここに行ったのか、愚かである、天気が良くないのは明らかではないか、と、さんざんスペイン人が議論をしているのを聞きました。この島には、王様も別荘のお城を持っていて、白い美しいヨットがずらーりと並ぶ高級リゾートの素敵な島なのですが、冬は・・・安定しないお天気ですね。ああ、ショパンよ!パリからプレイエルのピアノを運ばせてまで、せっかくやって来たのに・・・・



そして、私がいるアンダルシア地方。首都がセビリアですわ。
明らかなのが、セビリアの理髪師。カルメンやドン・ジョバンニ、ドン・ホアン、フィデリオ、オペラの舞台になりまくりの街です。何故かというと、スペイン艦隊が強かったころ、世界中の富をスペインに持ち帰り、セビリアで荷を下ろしてたので、この街はお金持だったのです。それで、世界の憧れの街、ってことでしょうね。
今でも観光に有名な、黄金の塔、(これはここで黄金を下ろして計っていた塔ですが)、カテドラルなど色々あって、観光客が年中いっぱいです。
それからこちらの格言にね、あるのです。
”セビリア人のいないセビリア、ああ!なんて素敵なの!”
・・・・ええ、私もわかります、この意味とするところは。


こうして見てみると、一口にスペインと言っても、かなり地方によって文化・風習に差異がある国なのです。



そうして、フラメンコというのは、このセビリアーカディスーエル・プエルト(カディスの街)の三角地帯を元に栄えるのです。
スペイン=フラメンコ、つまり、スペイン全土どこでもフラメンコがあるんだ、と想像するかもしれませんが、スペインの国土から見ると、大変に限られた場所でしょう?




・・・ここまでで、かなり長くなったので、また次に。。。。  ごきげんよう。
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by miematsumura | 2011-12-17 10:09 | セレナータ・アンダルーサ
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