ピアニスト 松村未英 の  スペインの日々
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ゴヤのわら人形

先日載せた≪ぶらあぼ≫の5月号は、リンクが上手く開かないということで、載せなおしました。失礼いたしました。
こちらです。
新譜:この人いちおし というコーナーで
170ページに丸々1ページ使って載せていただいてますので、是非ご覧ください。


http://www.mde.co.jp/ebravo/book/201205/#page=160

・・・と、今気が付きましたが、その2ページ後にも、CDのことが載っております。



さて、先週弾いたコンサートで、小学生の子供がこんな絵を描いてくれました。
嬉しい驚きでした。

a0214711_0301786.jpg


わら人形の絵です。MIEの I のところに、ピンクでハートマークまで付いています。


今回発売するCDの第1曲目に入れていて、どこに置くのか、とポイントになっているわら人形は、このゴヤの作品です。
これがもとになって、わら人形が作曲されました。
この宙に浮いているのがわら人形です。ただの藁のままじゃなく、洋服を着せるのです。

a0214711_631775.jpg


通常は、このわら人形が組曲の後に置かれるのですが、楽しく、笑いと躍動感にあふれるこの遊びが、愛する人が死んでしまった直後に出てくるというのは、違和感がある、と思いました。泣いているのか、笑っているのか、分からないからです。
それは、多分、組曲自体が何であるか理解してないからこそ、そんなことをしているのでは? と気がついたわけです。
私も、一番初め、組曲から2曲だけ取り上げて演奏していた時には、全部で7曲あるうちの2曲ですから、一部過ぎて、全貌が見えず、そのようなことはわかりませんでした。
しかし、2曲が大変素敵な曲だったので、他のはどんな曲かな?と読んでみたら、5曲ぐらい読んだ時に、あれ?これは・・・ と気がついたわけです。


そこから、全てが始まりました。

読めば読むほど、練習して深く見ていけばいくほど、その確信は、より確かなものとなりました。
なんだか、ダヴィンチ・コード、ならぬ、ゴイェスカ・コード、という感じです。

こんな素敵な曲に、こうやって出会えたことは、とても不思議な気持ちでいっぱいです。


でも、例えば、今日ではスペイン一の観光スポットとなっているグラナダのアラハンブラ宮殿は、家畜小屋として放置されていたのです。それが、作家ワシントン・アービングが”アラハンブラ物語”というのを書いた為に世に知られることとなった。それが、いまでは、バルセロナのサクラダファミリアやら、マドリッドのプラド美術館よりも、訪問者が多い大人気スポットです。

また、今でこそ、音楽の父、と言われるバッハも、彼の死後、数十年後に、メンデルスゾーンが取り上げるまでは、すっかり世から忘れ去られていたのです。

だから、案外、ええ、そんなことが?!というようなことも、実際はあるのかな、と思った次第です。
そして、このゴイェスカスが、そのよい例だと思います。


他にも、その根拠となることをブックレットに載せていますので、是非読んで見てください。
この曲を作ったからこそ、グラナドスは、大作曲家になったのです。
楽譜を読んでいると、推理小説を読んでいるような気持ちになること、うけあいです。すごく面白いです。


というわけで、よろしくお願いいたします。
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by miematsumura | 2012-04-23 07:21 | ゴイェスカス
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